アトピー渡米治療体験記

中年になってから再発したアトピーを、2011年に渡米して治療した経験を書いてます

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よくある質問カテゴリーの設置について

このブログを立ち上げてから6年、たくさんの方から様々な質問をいただきました。これまで個別にお返事を送ってきましたが、よくある質問に関してはこのカテゴリーに順次掲載していく予定です。ご質問のある方は、まず「よくある質問」を読んで下さい。回答が見つかるかもしれません。

以下は、質問送付にあたっての注意事項です。必ずお読み下さい。

返信用メールアドレスは正確に
このブログの拍手メッセージ欄に質問事項とご自分のメールアドレスを記入する際に、アドレスを間違って記入するケースが多発しています。また、メールアドレスの記入忘れも多いです。これではこちらからのお返事が届きませんので、くれぐれもアドレスは正確に記入して下さい。

渡米治療内容や薬品類に関する質問
オレゴンでの治療は、私が渡米した当時から比べると進化してますので、詳しい内容に関してはOMCの高澤さんやAAJの明石さんに連絡してください。また帰国後のスキンケア(薬の内容や使い方、お風呂の入り方等々)も、同様に高澤さんや明石さんに連絡してください。私は医師ではないので、治療方法や薬品類に関して患者さんの相談に応じることはできませんのでご了承ください。同様に、「~~~という皮膚の状態なのですが、どうしたらいいですか」「XXXを使ったら治りますか」などのご質問にもお答えできかねますのでご理解ください。

返信が届くまでの時間
メッセージは毎日チェックしませんし、休暇中や日本へ里帰り中はお返事できませんので、返信が届くまで数日から数週間かかることがあります。急を要する件は、OMCの高澤さんやAAJの明石さんに連絡してください。私はこのブログで金銭を得ているわけではなく、一人の患者として他の患者さんの参考になればという思いから情報を発信しており、全くのボランティアで運営しています。私個人の生活もあり、限られた時間の中でお返事を差し上げておりますことをご了承ください。

この注意事項と「よくある質問」を必ず読んでください
「よくある質問」カテゴリにすでに掲載されていることと同じ質問に関しては、あえてお返事を差し上げません。また、ご質問の答えがすでにこのブログの記事に書かれている場合は、その記事へのリンクをお返事に代えてお送りします。

以上、どうぞよろしくお願いいたします。
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因果は巡る

体が丈夫な人というものは、往々にして慢性病を患う人のつらさを理解できないものだ。

私の日本の知り合いもその一人。
彼女は姉御肌で面倒見が良く、友人が多い。私も、彼女の日本人には珍しいハッキリとモノを言う性分が気に入って、長いお付き合いを続けている。彼女は元来とても健康で、大きな病気をしたことがなく、「精神力の弱い人だけが病気になる。私は医者も薬も縁がない」と豪語してきた。

その彼女の妹は、昔からスギ花粉症で毎年春は苦しい思いをしている。さらに日光過敏症のため、夏の外出には肘まである手袋で肌をカバーしたり、帽子や日傘を欠かせないという。私は今は大丈夫だが、以前に日光アレルギーでひどい目にあった。そこでその知人に「妹さん、つらそうねえ」と言うと、彼女はキッパリと言い切った。「スギの木も太陽の光も、この地球上に太古の昔からあったのよ。そんなものに過敏だなんて、この地球上に住む資格がないってことよ」

その知人の甥っ子は、赤ん坊のころからのアトピーが治らず、今は会社勤めをしながら皮膚科に通ったり民間療法をいろいろ試しているのだという。アトピー持ちの私には当然、その甥っ子さんのつらさが伝わってくる。そこで彼女に「成人アトピーは、大変だものね」と言うと、彼女は首を横に振った。「ハタチを過ぎてアトピーだなんて、だいたい自意識過剰で甘えん坊なのよ。『痒みで夜も眠れない』なんて、オトナの言うことじゃないわ」

そんな彼女に昨年、定期健診で初期ガンが見つかり、手術・抗がん剤・放射線治療といういわゆる現代医学の三点セット治療を受けることになった。あれほど嫌っていた病院に、毎週毎週通う日々が続いている。毎日、何種類もの薬を飲まなければならない。なにより、それまで軽蔑していた病人に自分がなってしまったことに対するショックは大きいようで、彼女はすっかり意気消沈している。友人として私は、なんとか慰めの言葉をかけるのだが、それが彼女の耳には虚しく響いているだろうことは容易に想像できる。

さらに、抗がん剤の副作用で突然、日光過敏症になってしまったという。外出時は陽に当たらないよう注意しないといけないし、顔は真っ赤になって夜もよく眠れないそうだ。皮膚科医のくれたステロイド剤を、一日に何度も塗る生活が続いている。

この一連の出来事を目にして、私がつくづく感じるのは、私達人間も弱きものへの思いやりを持たねばならないということだ。それを知らぬ者は、必ず天が学習の機会を与える。件の彼女も、これを機会に学習して欲しいと私は切に願う。自らへの戒めも含め、これを記す。

ブログ村 アトピー性皮膚

私がファストファッションを買わなくなったわけ

以前このブログにもちょっと書いたが、いわゆるファストファッションを買わなくなって何年もたつ。

ファストファッションに関しては、とくにバングラデシュでの縫製工場崩落事故以来、環境汚染の問題や過酷な労働条件などがクローズアップされ、不買を宣言する人々が増えてきている。が、私が買わなくなった理由は、ファストファッション・メーカーの服の敏感肌への悪影響である。

これも以前ブログに書いたが、市販の服は縮みやシワ防止のためホルムアルデヒドで加工されている。さらに綿製品は、綿花の栽培中に有害な除草剤や殺虫剤を大量使用するので服地にもそれが残留している。そこまでは、ファストファッションでなくてもどこのメーカーでも同じ。しかし、激安ファッションの発注先である開発途上国では、発がん性のある薬品を含む想像を絶する量と数の様々な化学物質が、生産と仕上げの過程で大量に使われている。それらは、先進国ではとっくに使用禁止になった薬品も多い。そして当然ながら、服地にはそうした物質がたっぷり残留している。丈夫な人はなんでもないかもしれないが、私のようにアトピー肌で敏感な人は、たまったものではない。二、三回洗濯したぐらいでは、残留物質を除去できないのだ。化学物質はとくに、縫い目の部分にたっぷりたまっている。

メーカーは「有害物質の使用を自粛する」などと宣言しているが、「一円でも安く生産しろ」と追い立てられる開発途上国の工場が実際に規則を守るかどうか?そして、海を隔てた先進国の本社が、いちいち発注先工場内で起きていることを管理監督しているかどうか?ちょっと考えれば、わかることだ。

いわゆるファストファッションの店で試着したときのこと。

新着のスキニージーンズとチュニックを試着室で着てみた。すると、いきなり背中がものすごく痒くなった。すぐにチュニックを脱いで鏡で見たら、真っ赤なブツブツが背中一面に出ていた。よく見ると、胸のブラでかくれていない部分やおなか、腕にも赤いブツブツ。ジーンズも脱いでみたら、太ももにもブツブツが出て痒い。

大急ぎで脱いで自分の服を着て、ジーンズとチュニックをラックに戻し、店を出て家に向かった。帰宅後はすぐに、着ていたものをすべて脱いで洗濯機に放り込みシャワーを全身に浴び、セタフィルで洗った。その時点で、赤いブツブツは熱を持って猛烈に痒かった。あまりひっかかないよう注意して、主治医から念のために処方してもらって保存していたコーチゾンのクリームをブツブツに塗った。抗ヒスタミン剤も飲んだ。その日はその後、出かける予定がなかったので、やわらかいジャージー素材のパジャマに着替えて過ごした。夜寝る前に、また抗ヒスタミンを飲んだ。

幸いに、翌日の朝には痒みが和らぎ赤みもだいぶ消えていた。塗り薬と抗ヒスタミン剤は、三日ほど続けたと思う。ブツブツは少しずつ良くなり、一週間ほどで跡もほとんど残らず治った。

その後も、何度か他のファストファッションの店で試着して同様な目に遭った。

その顛末を、やはり肌の弱いアメリカ人やカナダ人の友人たちに話したところ、彼女達も似たような経験をしていたことがわかった。「もう、ああいうお店ではショッピングできない」「店に入った途端に、すごいケミカルなニオイがツンとするしね」などと語っていた。

これに懲りて、ファストファッションは敬遠することにした。こうした過敏症がきっかけでアトピーが再発したら、「安物買いの銭失い」と笑ってすますどころではないからだ。もちろん、こうした服に全く反応しない人もいるので、そういう人々は自由にファッションを楽しんでもらいたいと思う。

ブログ村 アトピー性皮膚

レースのランジェリーと痒み

アトピーの湿疹が全く出なくなって、人生にいろいろ楽しみが増えた。その中でも女の子ならではの楽しみは、素敵なデザインの下着を着られるようになったことだ。

治療前の状態では、レースなどいろいろ飾りのついたものは皮膚を刺激するのでとても着られなかったし、たとえ無理して身に着けてもかきこわした傷からの出血や粘液等でべたべたに汚れてしまう。オシャレどころのさわぎではなかった。渡米後は、湿疹は治ったけれどもしばらくは肌がまだ敏感だし、大事をとってなるべくシンプルなもの、しかもガンガン洗濯して乾燥機にかけても大丈夫そうなものを選んでいた。

lingerie


おかげさまで今では肌がだいぶ丈夫になったので、好きなものを身に着けられるようになった。先日も、ヨーロッパからの輸入ランジェリーを専門に扱うお店で素敵なデザインを見つけ、試着して購入した。そして、そのお店の店員さんから「そうだったんだ!」とビックリする情報を手に入れたので、肌の弱い女性のみなさんにお伝えしたいと思う。

アトピーでなくても、豪華なレースがついたものを身に着けると痒くなったりかぶれてしまう女性はけっこういる。その店員さんも、その一人だ。その原因の一つは、レースの加工にあるという。

高級ランジェリーやウェディングドレスのレースは、特殊なスターチ(のり)やクレイ(泥)で加工してある。お裁縫をやる人ならわかると思うが、うすく繊細なレースはそのままではヒラヒラして縫いにくい。高価なランジェリーやドレスは間違いが許されないので、1ミリの狂いもなく縫い付けるためにレースをスターチやクレイで加工して硬くして縫製する。その加工がチクチクして肌を刺激するので、肌が敏感な人はひとたまりもなく、かぶれて真っ赤になってしまうことがあるという。

この加工は、普通に手洗いや洗濯機洗いしただけでは落ちない。そこで、身に着ける前には必ず、お酢を使って落とす。

洗面器にお酢(安い食用酢で十分だが、色がついてないものを使うこと)を四分の一カップと、ランジェリーがひたるくらいの冷水を入れる。そこへ買ったばかりのランジェリーをひたし、6時間から8時間置く。つけ置きのあとは冷水でよくゆすぎ、形をくずさないよう丁寧に水気を絞り、陰干しする。もちろん、全工程が手洗いである。よくすすげば、乾いたあとお酢のニオイはしない。

実際にやってみると、確かにレース部分が柔らかくなって身に着けてもチクチクしなかった。ちなみにスーパーで売っている安い下着のレースは、ここまで気を使わなくてもいいと思う。が、例えばベルギー製の総レースのナイトガウンなどを贈られたら、面倒でもこの方法でレースの加工を完全に落としてから身に着けるべきだ。

この方法を知ったからには、レースは怖くない。また、湿疹が消えて肌がキレイになったから、お店での試着も気がねせずできる。マネキンが着ている豪華でセクシーなランジェリーを指さして、「あれが欲しいんだけど、私のサイズを出していただける?」と堂々と言えるようになったのは、私にとってものすごく大きな進歩だと思う。

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夏に便利なもの

連日、日中の外気温が摂氏30度を超す日が続いている。夜半は涼しくなり、朝方は毛布がないと寒いくらいなのだが、いったん陽が昇るとデジタルの温度計がぐんぐん上昇していく。

そんな日の外出時や、旅行時に便利なのが Cetaphil Cleansing Cloths である。セタフィルのクレンザーがしみこんだお手拭きといったかんじの製品。一枚の大きさは12センチX20センチと、赤ちゃんのおしりふきと同じくらい。一袋に10枚入っていて、ハンドバッグにちょっと入れてもがさばらない。

セタフィルのお手拭き


オレゴンでは高澤さんから、「タオルを小さく切ったのをビニール袋に入れて持ち歩いて、汗をかいたら水で濡らしてふきなさい」と教わった。 Cetaphil Cleansing Clothsが発売になるまでは、そうやってタオルを持ち歩いていた。が、今はこのセタフィルのお手拭きが便利なので使っている。とくに飛行機に長時間乗るときは、機内でもお手拭きは出るがそれでは足りないので、このセタフィル製品で肌を拭っている。けっこう繊維がしっかりしているので、一枚で顔から首すじ、上半身をふいてサッパリすることができる。

cetaphil
このように、表面にエンボス加工がされている

日本のアトピー患者さんの中には、普通のウェットティッシュを使っている人もいる。が、私はウェットティッシュだと香料がきつかったり消毒用アルコール濃度が高かったりして肌がガサガサしてくるので、ちょっと手をふくときくらいしか使えない。このセタフィルのお手拭きだと無香料で肌のうるおいを奪わないので、首などデリケートな部分にも安心して使える。

カナダやアメリカに住んでいると、セタフィルの割引クーポンがいろいろ手に入るので、お得に買えるのも私にとってはポイントが高い。

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プロフィール

Demy101

Author:Demy101
カナダ永住の既婚女性。アメリカ・カナダに住んで二十年以上。アトピーは子供の頃に日本で発症し、日本・カナダ・アメリカでそれぞれ西洋医学治療および自然治療を経験。脱ステをして自然療法で治ったことがありましたが、40代になってから再発。アメリカ・オレゴン州の皮膚科医マセソン先生のもとでの治療を決意しました。

免責事項
私は医師ではありません。患者としての経験をここに綴っています。お読みになった方は、各自の責任において治療をすすめてください。当ブログの御利用につき、何らかのトラブルや損失・損害等が発生した際には、私は一切責任を持たないものとします。

Disclaimer
All content provided on this blog is for informational purposes only and it is not a substitute for professional medical advice, diagnosis or treatment. The owner of this blog will not be liable for any losses, injuries, or damages from the display or use of this information.

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